「ペットが亡くなって1週間経つけど、ペットにも初七日ってあるの…?」
「そもそもペットにも法要ってあるの?」
何年も一緒だったペットは家族同然ですから、「人間と同じように手厚く供養してあげたい」と考えている方も多いと思います。
その際、初七日や四十九日、一周忌など法要について気になりますよね。
ペットの法要は必ずしなければいけないものではなく、飼い主さまやご家族の気持ち次第になります。
ですが近年では「人間と同じように」ということで、法要を行う方が増えているんです。
そこでこの記事では、初七日までの流れや、法要のタイミング、新しいかたちの供養方法をご紹介します。
初七日までの流れや内容
初七日(しょなのか・しょなぬか)は、ペットが亡くなった日を含めて7日目に行われる法要です。
流れとしては次のようになります。
- ペットが亡くなる(命日)
- 自宅で数時間〜1日ほどゆっくり安置させてあげる。
- 個別火葬をし遺骨を受け取る。
- 亡くなってから七日目に初七日を行う。
2.では亡くなったペットを少しでも長くきれいに保つために、氷枕や保冷剤を使ってしっかり冷やしましょう。
また、季節によっては傷みがはやくすすむため注意が必要です。
初七日にすること
初七日にすることは、次の3つが一般的です。
- ペット霊園などのお墓に埋葬する
- 霊園などの納骨堂に納める
- お仏壇を用意して自宅供養する
上の3つはあくまでも一般的なもので、「必ず初七日にしなければいけない」というものではありません。
四十九日や一周忌のタイミングで行ってもいいですし、ペットの誕生日やお家に来た日など記念日にしてあげても大丈夫です。
大切なのは飼い主さまやご家族のお気持ちです。
気持ちの整理がついていないうちに、お墓に埋葬したり納骨堂に納めてしまっては、強い悲しみや辛さ、寂しさを感じてしまいます。
中にはペットロスになり、日常生活にも影響が出てしまうことも…。
気持ちの整理がついてから、どんなかたちで見送ってあげたいかゆっくり検討してみるのがよいでしょう。
そのほかの法要について
実は初七日は人間の場合でも省略されることが多く、ペットの場合も同様です。
そのほかの法要として次のようなものがあります。
- 命日:亡くなった日
- 初七日忌:命日を含む7日目
- 四十九日忌:命日を含む49日目(忌明け)
- 百か日忌:命日を含む100日目
- 一周忌:命日を含む満1年目
- 三回忌:命日を含む満2年目
- 七回忌:命日を含む満6年目
四十九日や一周忌のタイミングで、自宅供養からお墓へ埋葬してもいいですし、これからも一緒がいいという方は、そのまま自宅供養を続けても大丈夫です。
法要が2回目以降で供養の場がすでにある方は、ペットが特別好きだったおやつをお供えしたり、お花を飾ったり、写真を見ながらペットのことを思う日にしてあげましょう。
すでに遺骨を納めている場合、お墓や納骨堂にお参りして手を合わせるだけでも、亡くなったペットも嬉しいかと思います。
もちろん家事や育児、仕事にお忙しい方も多いと思いますので、無理のない範囲で心を込めて供養してあげましょうね。
特別なかたちで見送るのもおすすめ
「1年自宅で供養してるから、そろそろ遺骨を納めてもいいかも…」
「なにか新しい特別な方法で供養したい」
ある程度長く自宅で供養して、気持ちの整理がついた方の中には、このように思われる方もいらっしゃると思います。
そんなとき新しい供養のかたちとして、メモリアルジュエリーを選ぶ方が増えています。
メモリアルジュエリーとは、遺骨の一部をペンダントに入れて身につけたり、遺骨を加工してダイヤモンドを作り、ネックレスやリングなどにして身につけられるもの。
実際にメモリアルジュエリーを作った方の中には、大切なペットとの思い出をかたちにすることで、自然と悲しみがやわらいだり、前向きな気持ちになれるというお声も聞きます。
ちなみに私たちも、心を込めて遺骨ダイヤモンドの加工・メモリアルジュエリーの作成を行っております。
毎日身につけるものですから、デザインはもちろんのこと、耐久性にもこだわって作成しています。
詳しい内容はこちらのページに載せていますので、興味がある方はぜひ一度ご覧ください。
まとめ:法要は気持ちが落ち着いてから
いかがでしょうか。
初七日や法要について疑問は晴れましたでしょうか。
どれも強制的に行うものではなく、ペットのことをを思いながら、同時に飼い主さまの気持ちの整理をつけるために行うものです。
時間や心に余裕がある方はぜひ行ってみてください。
また、新しい供養のかたちとして、「メモリアルジュエリー」についてもご紹介しました。
気持ちに一区切りがついた方や、ペットのために特別なものを残したい方は、ぜひ検討してみてくださいね。
こちらでも詳しく紹介していますのでご覧いただければと思います。
この記事を読んで、心を込めてペットを供養できますように。